せっかく家を建てるなら☆
「満足できる家を建てたいなら、3回は建てなければいけない」なんてよく聞きますが。
現実的にはなかなか難しいんじゃないでしょうか💦
しかし幸いにも?私は離婚前に1度家を建てていまして。
その後、実家に戻ったときは、私たちの部屋ひとつ分&水回りを増築
(これに慰謝料をすべてつぎ込みました!)。
なので、2.5回くらいにはなるんじゃないかと(笑)
この1度目と増築時に感じた「こうすれば良かった」「こんなのが欲しい」を、
今回に注ぎ込む!と意気込み、
もちろん予算との折り合いはつけましたが、
なかなか満足できる結果となりました。
それでも失敗したところもあり💦
つけて良かったオプションや、
おおむね満足だけどデメリットもあるな、
と感じたものもありますので参考にしてみてください。
浴室暖房乾燥機
こちらは言わずもがな。
どんなご家庭であっても、近頃では必須のオプションとなりつつあるのでは
ないでしょうか。
冬の寒い日はなるべく他の部屋と浴室の温度差はなくしたいところですし、
梅雨で洗濯物が乾かないときにも重宝します。
うちは、タオル類は洗濯機の乾燥機、衣類や下着は浴室乾燥を利用しています。
部屋干し臭もなく、夜干して翌日にはだいたい乾いているので、
梅雨続きで洗濯物がじめっとするストレスからはかなり解放されます。
予算があれば、脱衣・洗面所にも欲しかったところですが。
でも、作りつけだと、高い所の掃除箇所が増えることになるし、
代用で置いてある「冷風機能付きファンヒーター」で今のところ十分です。
デメリットというと、送風口にほこりが溜まりやすいので、
定期的なお掃除が必要なところでしょうか。
しかし、それ以上にメリットのほうが大きいかと思います。
カップボード(作り付け食器棚)
こちらは随分悩みました。
オプションと言っても、ハウスメーカー対応の組合せから選ぶことになるので、
完全に自分の希望通りにはならないこともあり。
家具屋さんやインターネットでベストなものを探してみようかとも思ったのですが。
最終的にはメリット・デメリットを比較したうえで、作り付けにすることにしました。
ちなみに、本当に自分の希望通りのものを購入するとすれば、作り付けと価格はそれほど
変わらない、むしろそちらの方が高くなった可能性があります。
【メリット】
・キッチンボードと統一できる
・壁付けなので、裏にコンセントの隙間ができず、ほこりを気にする必要がない
・同じく天井付けでもあるので、棚上のほこりの心配もないうえに、
しっかり固定されているので、自分で地震対策をする必要がない
・上手く使いこなせれば、かなり容量が大きい
【デメリット】
・天井付けのため、どうしても上棚が高くなり、踏み台がないと届かない
・家電が多めに置けて、下段にゴミ箱を設置できるタイプにすると、
他の収納は引き出しタイプとなり、食器をあまり収納できない
私は最終的に「隙間」「ほこり」の軽減と地震対策を重視することにしました。
自分で地震対策をするには、不安があったからです。
実際生活してみると、やはり踏み台を常に置いておくことになり、若干邪魔です。
食器はかなり少なめにし、それでもいっぱいだったので、
結局キッチンボード側にも食器を置くことになりました。
ただ、ゴミ箱を設置する場所がなかったら、踏み台だけでなく、
ゴミ箱まではみ出して置くことになります。
納得の上での選択だったので、そこまでストレスを感じてはいません。
キッチンに統一感も出ますし、やはり作り付けで良かったと思います。
食洗機
洗浄力に不安があり使用してない、という方の話も聞きますし、
実際に予洗いが十分でないと、取り出したときに汚れに気づくこともあります。
予洗いをするなら結局そのまま洗ったほうが早い、という意見もあるかと思います。
それでも、私には食洗機は欠かせません。
私は手洗いのときにも、スポンジで洗う前にシリコンスポンジで予洗いをします。
なので、予洗いまでは同じ。
その後、スポンジで洗うか、食洗機へセッティングするかの違いです。
食洗機だと、セッティングさえしてしまえば、勝手に乾燥までしてくれます。
この「乾燥までしてくれる」が重要です。手洗いしてしまうと、その後の「拭く」という
作業が待っているので。
知り合いに、「食器乾燥機」としての役割のみで使用している方がいらっしゃいました。
それもありなのかな、と思います。
それにしても、後で食器乾燥機を購入したり、食器かごを購入することを考えれば、
もともとビルトインでつけておいたほうがキッチンが圧倒的にスッキリします。
なのでうちでは食器かごもありません。
少量のときは、先ほどの方の方法を真似させてもらって、手洗いしてから食洗機で
乾燥のみ行います。
食洗機に入りきらないものを手洗いするときは、吸水マットを使用しています。
床暖房
私がどうしてもつけたかったオプションのひとつです☆
初めて建てた家のリビングが北向きで、すごく寒くて❄
そして、年々冷えに弱くなる身体、、、
なので床冷えだけは回避したかった。
それに、ホットカーペットだと、どうしてもコンセントの線が
リビングのどこかに出没してしまいます。
「スッキリしてて、フローリングでも足元が暖かい」ことが憧れでした。
ただ、予算との兼ね合いもあり、リビングのみに設置となりました。
その効果は、、、、
まぁまぁ、かな、でした💦
確かにリビングは暖かいのですが、当たり前ですが、床暖房がなくなる境界線を過ぎると
どこで床暖房が終わっているかはっきりわかるほど冷たい。
リビングの床暖房で発生した熱だけでダイニングやキッチンまで暖めるのも、
難しいようです。
もう少し、サーキュレーター等を使用して工夫すれば、なんとかギリギリ、
エアコンつけなくても大丈夫かなぁ、、、、くらいです。
だいたい部屋面積の6~7割あれば、床暖房だけで部屋全体を暖めることが
できるようなので、ダイニングテーブルの下、キッチン、にも設置できていれば
LDK全体が十分に暖められたかもしれません。
前向きに考えれば、ダイニングやキッチンはスリッパを履いていることが多いので、
スリッパを脱ぐリビングだけでも暖かいのは良かったかな、と。
そして、コンセントの線がないのはやはり気持ちがいいです♪
サンルーム
私がどうしてもつけたかったオプション、2つめ☆
これは大正解☆
ゲリラ豪雨など、突然の激しい雨が頻繁に発生するこの頃。
昼間、留守にしがちな我が家に屋根は必須です。
部屋干しでもいいかもしれませんが、できれば洗濯物を日光にあてたい派。
それに、洗濯物が常に部屋のどこかに干してあるのも嫌だし。
そして、雨はもちろんのこと、春先の花粉・黄砂の季節でも、サンルームなら
気にせずに干せて、日光にあてれます。
ただ、完全に閉め切った状態のサンルームに洗濯物を干すと、蒸します。
風通しのために、両端の窓を開けているので、多少のほこりは入ってきますので、
定期的なお掃除は必要ですね。
太陽光発電
こちらは唯一、不満が残るオプションとなりました。
太陽光発電自体がどうこうというよりも、
それまでの経緯が不満だったというか。
太陽光発電の特徴としては、太陽光で発電した電気を使用するため
昼間の電気代は大幅に減少します。それに加えて、余った電気は電力会社に
売ることができます。
ただし、夜は発電しないので、電気代は丸々かかります。
蓄電池も併せて設置していれば、夜も自家発電の電気を使用できますが、
費用がさらに倍近くかかるため、設置しませんでした。
初期投資に結構かかっているので、その分をペイできてさらにプラスになるのかは、
10年後くらいにならないとわかりません。
ただ、昼間だけでも自家発電できるのはちょっとした安心感にもつながります。
電気代も値上がりしているので、興味のある方はつけてみてもよいかと思います。
そして、何が不満だったかというと。
私は元々興味があったので、家を建てる時点で設置の希望があり、
その旨も当初から営業さんに伝えていました。
その時に、同じグループ会社で太陽光発電を扱っているため、連携できると聞き、
ラッキー♪と思っていました。
ところが。
その後、家の設計が決まり、契約が決まり、いざ着工の頃になっても、いっこうに
太陽光発電の話が出てきません。
私も勉強不足ではあったのですが、なんとそのまま、引渡しまできてしまいました💦
そしてその時点でようやく、太陽光発電の件はどうなっているのかたずねたものの、
もちろん、営業さん、忘れてましたよね、、、、。
慌てて手配してくれましたが、そんなの、後付けと一緒です。
太陽光発電を設置することがわかっていれば、設計の時点で
配線をどうするかもあらかじめ検討することができ、
専用の動線を確保できたはずでした。
それが、後付けと同じ扱いのため、配線を通すところがなく、
結局ユニットバスの上部に配線を通す穴を開けることになってしまいました。
しかも、見えないからいいかと思ったのか、とても雑に穴を開けられ。
さすがにひどかったので、もう一度来てもらい、補修してもらことに。
→
それに!
外観も、なんの打合せもされず設置されており、完成後を見てみると。
正面から思い切り配管が丸見えで。
たまたま遊びに来ていた友人も「これはセンスないね(笑)」
ということで、こちらも手直ししてもらいました。
→
さらに!
引渡しが3月だったのですが、実際に生活を始めるのは8月にしていました。
なので、さすがに8月(一番太陽光が活躍しそうであろう月)
には開始できるだろうと思いきや。
材料の遅れ、申請待ちなどで、結局開始されたのは10月でした。
発電量などを確認するサイトも、元が海外製のようで、システムが
わかりづらく。
結局、毎月郵送されてくる売電量のはがきでチェックするだけに
なってしまっています。
太陽光に関しては、私もあまり下調べなくすすめてしまったので、
そこは反省する点となりました。
※屋内での配線をどこにどう通すのか。
※外観はどうなるのか。
※設置までにどのくらいかかるのか。
※設置後の発電量等のチェックの仕方
この辺は、業者さんともっと詰めて打合せをするべきだったと思います。
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